topimage

2017-07

田舎の時代がやってくる - 2011.08.26 Fri

昨日は一日瀬戸内海の上島町岩城へ出張していた。
仕事といえば仕事だが、一日中色々な方と出会い楽しい時間を過ごすことができた。
島というのはある意味閉鎖された地域コミュニティで、独自の生活習慣や風習やきまりがある。
だから、なかなか外部の人間が入りづらいか?というと全く逆で、移住者に対してとても
優しい町であり、むしろ歓迎され優遇もされる。
例えば、島で農業や漁業をしようと考える人には、生活支援金が支給されたり、低料金で
定住促進住宅を借りれたりする。さらに、島に住み着けば、ご近所からの農産物や魚介類の
おすそ分けがある、というありがたい風習もある。
これは大げさな話ではない、かつて私も島育ちであったから、その当時食卓のお魚や野菜の
多くが、ご近所からの頂き物であったことは、よく覚えている。

毎年、自殺者は3万人を越えている。
30代男性の死亡原因の1位は、今だにどんな病気も抜いて自殺がその座を譲らない。
自殺理由の大半が、職を失い将来の希望を無くし、生きていく術を失った人たちだ。
私はいつも思うのです。死ぬ気があるなら島へ行け!そして、新しい未来を開け!
島に移住すればなんとか食っていける。都会で多い孤独死や餓死なんて、島にはない。
人が助けてくれることを期待するのではなく、自らが強く生きていくことを決断すれば、
生き生きと日々を送れる器が島にはあると思う。

私もそうであったように、多くの人は働き口の少ない島を出て、都会に移り住む。
経済成長が後押しする時代であれば、その選択も正しいのかもしれないが、現在はむしろ
都会では仕事がない。更に生活費や交際費がかさみ、人間関係が希薄でご近所付き合いもない。
今の時代、都会は生きていきにくい場所なのだ。だから自殺者の多くは圧倒的に都市部の人だ。

いまからの時代、間違いなく一次産業が見直される時代がやってくるだろうと思っている。
農業に着目している大手企業も多い。人が生きていくために必要なものの原点に戻っていく
だろうと思っている。そうした意味で、今からは田舎の時代が必ずやってくる。
田舎で生きていける仕組み作り、それは行政に頼るだけでなく、そこに住む人や移住者が
実践で示していくことが必要だろう。

我々が仕事上建物の図面を書く際には外観と内観の両方が必要になる。
外観は外からしか見ることができず、内観は中からしか見ることができない。
それぞれの視点において、相手の視点で何が見えるのか?を推し測ることは難しい。
島、という閉鎖された生活環境を外から眺めるだけでなく、その中に入って内側から見てみると、
全く違ったものが見えてくる。その二つの観察から、答えを導くことができるかもしれない。
そうしたことを、昨日はいろいろな場所を見て、いろいろな人と語り合う上で沢山の発見があった。
島のために何かをする、などという綺麗ごとや大それたことではない。
そんな綺麗ごとは長続きしない。もちろん、我々の事業の上での利益を考えた模索であるが、
それが結果として、島の発展にプラスに作用するという考えである。
平たくいえば、埋もれている島の魅力や特産を掘り起こし、外に発信するということ。
それによって我々も島もプラスになるわけである。

対した利益にはならないだろうし、そのための労力を考えれば割りに会わないだろうな・・・
などとも考えるが、新たな可能性に挑戦してみること、何かを少し変えてみること、
というのは想像したり、計画したりすることはとても楽しいものなのです。
その「楽しい」というキーワードがとても大切なのです。
だって仕事は楽しくなくては続かないから。
スポンサーサイト

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック:

http://yumemio.blog.fc2.com/tb.php/70-b663ddd7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

読書の秋 «  | BLOG TOP |  » バーチャルシティ2-夢分析

プロフィール

tsutsui-s

Author:tsutsui-s
広島県在住。
複数の会社と店舗施設を経営。自分に出来ないことはない、という自信過剰ぎみの精神力を糧に、新しいものに挑戦し続ける中年です。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (1)
季節 (18)
プライベート (65)
震災と復興 (5)
ブログについて (9)
モノローグ (127)
バイク (63)
エッセイ (35)
仕事 (16)
趣味 (4)
妻の闘病記 (11)
政治・経済 (11)
家族 (4)
禁煙物語 (7)
入院日誌 (13)
自然災害 (1)
スポーツ (4)
カープ (5)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR