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IT革命がもたらしたもの - 2011.08.16 Tue

IT革命(情報革命)は人類史上第3番目の革命と言われている。
最初の革命は農耕革命である。
自然界にある植物を摂取することから、農耕によって栽培し効率よく、耐えることなく
食物を手にすることができるようになったことで、人類は一気に豊かになったと言える。
第二の革命は産業革命である。
今まで製品の生産や農耕は人や家畜の力が必要であったが、工業機械がそれに代わって
生産ができるようになり、人類は何十倍もの効率を手に入れ、一気に発展を遂げた。
こうして、人類は効率を飛躍的に上げ、人口を増やすことも可能にしてきたわけだ。
しかし、沢山の人間が沢山の物を作り出す仕組みの中で、それらは管理が複雑になって
きた。そこで、電算機などの研究が進み、コンピューターが開発されそれらを効率的に
管理するようになった。

こうした時代背景の中で、どうしても越えられない壁というものがあった。
それは距離的な壁である。物資は当然ながら、色々な輸送手段でもって相手に運ばなくては
ならず、これは今後も時代が変わっても変わらない作業だ。
しかし、物ではないものは、情報技術によって発着信、或いは情報共有などできるように
なった。これがIT(情報)革命である。
このIT革命によって、やはり人類は数十倍もの効率を手に入れたといわれている。

農耕革命は人間が他の動物とは違うことの証明だとして、産業革命で数十倍、IT革命で
数十倍効率を上げてきたとすると、人類は数百倍もの効率を上げてきたことになる。
そこで問題なことがある。
では、人間は数百倍の効率に追従しているかどうか?ということである。
答えは当然NOである。脳みその細胞数だって、1000年前とほぼ変わらない。
となると、人間が現代社会に順応して生きていくことは、とても酷なことであるといえる。

富というのは何だろうか?幸せというのは何だろうか?最近よく考えさせられる。
30年前、私が独立して起業した際、最初に準備したのが固定電話だった。
当時は、固定電話を設置するには約8万円の電話債券を買わなくてはならなかった。
8万円という金額は当時の私の月給を上回る額で、電話は贅沢品のひとつだった。
しかし30年前であっても、電話がなければ仕事にならない時代であった。
そして、次にタバコのパッケージよりも大きいポケットベルを購入した。
電話はさておき、このポケベルこそ情報革命の走りではないか?と思うのである。
ポケベルは便利でいいのだが、呼ぶ側はその便利さから、いつでも発信する。
受ける側は、「何か急ぎの用事だろうか?」と急いで公衆電話を探して電話する。
たいした用事でないときには、いちいち鳴らすなよ・・と誰もが思ったはずだ。
ポケベルは進化して、簡単なメッセージが送れるようになった。この便利さに誰もが
喜んだ。しかし、自動車電話が開発され発売されると、圧倒的な便利さに誰もが憧れた。
そう、憧れたのである。自動車電話を設置するには当時約50万円必要だった。
おまけに、通話料金は6秒10円というとんでもない金額だった。
だから、自動車電話を設置している人は、一部の富裕層とヤ○ザ(汗)と決まっていた。
しかし、私も大枚払って設置に踏み切った。今から20年以上前のことである。

昨年、電話の機種変更する際にドコモの担当スタッフが、私の番号をパソコンで調べて
「凄い!私が扱った中で、一番古い方です」と喜んでいたから、結構古いのだろうと思う。
いまや、携帯電話は固定電話を凌いで、一般の電話として使われているが、それはここ
十年あまりのできごとに過ぎない。
一方で、パソコンの方は独自に通信技術を発展させていった。
パソコンが情報通信の仲間入りをしたのは、約20年前のパソコン通信ではないかと思う。
例外に漏れず、私も当時パソコン通信ま始めた。
しかし、パソコン通信の歴史は短く、インターネットにその座を一気に奪われてしまった。

こうして現在に至るわけだが、今は電話よりもメールが主になりつつあるように思う。
メールであれば、履歴も残り間違いがないし、通信料も要らない。データだって送れるし、
動画や写真まで送れる。これは会話を越えたコミニケーションであり、正に革命と呼べる
ものだろうと思う。
しかし、最初に述べたとおり、人間はこの膨大な情報量に順応しているのか?という問題を
考えれば、大きな疑問がある。

私は現在メールアカウントが携帯も合わせると10個ほどある(実際にはそれ以上あるが・・)
個人アドレスが4~5個と会社や営業施設のアドレスが5~6個といったところ。
迷惑メールや広告メールなど含めると、一日百件以上のメールを受信している。
その中から必要なものだけを、選んで返事をしなくてはならない。
私は、メールは会話の進化型と捕らえているため、基本的に即レスを心がけている。
話しかけられて、返事をしないのは相手に対して失礼であるからだ。
しかし、いつでもメールチェックできる状況にあるわけでもなく、この作業は時に大変な
時間を費やすことにもなる。

せめて、各営業施設のメールは各施設のPCで管理を・・・と何度も考えたが、店舗で頻繁に
メールチェックはできないだろうし、問合せに対する決済権限のある人が常駐しているわけでも
ないことから、返答が遅れることを懸念して未だに全て私が「お問合せ係り」ということで
受信している。これが結構疲れることがある。

今日も、当店の施設の空室状況を問い合わせるメールが入っていた。
ホームページ上でも、空室状況はメールでは問合せはできない、としているのだが、一向に
この問合せは減らない。1日でも放置しようものなら空室状況が変わってしまい、クレームの
もとにもなるので、問合せがあれば店舗へ電話して状況確認した上で返信をする。
今日の問合せは、部屋番号と日にちを指定しての問合せだった。いずれも予約でつまっており、
その旨返信して、メールではリアルタイムに空室情報をお知らせできないことから、メールでの
お問合せはご遠慮いただいております、今後はお電話にてお問合せください・・・と丁寧に説明文
をつけて返信した。
にも関わらす!直ぐに相手から返信が来て、部屋の条件を変更して調べて欲しいとの依頼!(怒
怒る気持ちを抑えて、また丁寧に回答して再度「お電話でお問合せください・・・」と返信した。
まぁ、空室状況の問合せなどその場限りでかわいいものだが、これがクレームのメールになると
とてもやっかいだ。時には改善計画を提出せよ、みたいなメールもあるし、損害賠償を請求する
ようなメールもある。名前も住所も顔もわからないメールだから、言いたい放題であることも事実。

現代人はメールを電話の如く使う風潮があるように思う。
電話と違って、相手の都合を気にせず送れるからいいものの、なんでもかんでもメールっていうのは
どうなんだろう?と思うのは私だけだろうか。
一方でメールをしても返信してこない人も多い。で、しかたなく電話して「この前メール入れて
たのですが・・・」と話すと、「ああ・・メール来てましたねぇ」って平気で言う人もいる。
これもかなり苛立つものだ。
かといって、急ぎの回答が欲しい場合に送ったメールでも、返信がないからといって、
直ぐにどうなったか?と電話はし辛いものだ。一定の時間或いは日数を待たねばならない。
メールは人を制限もするが、逆に会話ほど強制力もないから、放置もされやすい。

いずれにしろ、情報技術は便利さと引き換えに問題も多いのが事実だ。
そして、人間の方が膨大化する情報を処理する能力がついていかないという現実。
今後、どんな革命があるのかはわからないが、これらが本当に人間を豊かにしているのか?
大きな疑問を感じずにいられない。
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Author:tsutsui-s
広島県在住。
複数の会社と店舗施設を経営。自分に出来ないことはない、という自信過剰ぎみの精神力を糧に、新しいものに挑戦し続ける中年です。

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