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2017-07

バーチャルシティ - 2011.07.15 Fri

【急いでいるのにエレベーターが来ない、仕方なくエレベーター横の階段で6階まで駆け上がった。6階についたときは息が切れ心臓が爆発するのではないかと思われるくらい苦しかった。】
その時、目が覚めた。窓からの日差しがいつもより眩しい。時計を見たらなんと!9時半である。確か寝たのは12時半くらいだった。ということは9時間も寝たことになる。更に昨夜は夜半前居間のソファーで1時間ほどうたた寝をした。しかも、昼間には会社の応接のソファでやはり1時間ほど仮眠もした。それなのに9時間も寝るなんて考えられないことだった。ここ最近は熟睡できず、深夜や早朝に目が覚めることも多く、こんな長時間寝たのはここ最近では記憶にない。ここ最近体調不良と精神的疲労が重なり、あまり状況が良くなかったのは間違いない。そのことが影響しての長時間睡眠だったのだろうと思う。

幸い、今日は午前中決まった予定が無かったので、9時半起きでも問題はなかった。居間に降りると孫娘が元気に「おはよう」と声をかけてくれる。家内は台所に立っていた。いつもの日常風景にほっとする。私が特に指示しない限り家内は私を起こさない。眠れるときはゆっくり寝て欲しいとの思いだろうと思う。いつもと変わらぬ日常の時間の中で朝食を取りながら、夢の場面を思い出していた。

「あのエレベーターを待っていたのは確かB棟の方だった・・・」そう思った。B棟?つまりA棟があるわけだが、今回はA棟の方は夢に出てこなかった。数少ない読者の方々には何の話をしているのか意味不明だと思う。これがブログでいわゆる個人の日記として綴っているなら説明不要で続きを書きたいところだが、読まれている方を想定してA棟とB棟について少し説明をしておこう。

皆さんの中には、同じ場面の夢を見ることがある人も居ると思います。私にもそれがあり、ある町が夢に出てくることがしばしばあります。この町の名前も場所もわかりません。しかし、その地形や建物の形状や町並みをある程度鮮明に記憶しているのです。とりあえずこの町をバーチャルシティとしましょう。記憶にとどめたいこともあって、簡単にその町並みの地図を書いてみました。「病院に行かれてはどうですか?」という助言は不要です(笑。子供の頃からこうしたことはよくあり、それによって何か問題行動を起こしたこともなければ、精神的な障害を起こしたことも、妙な言動を発したこともありません。極めて冷静で客観的にとらえています。

バーチャルシティについて少し説明します。南北を走る幹線道路は国道と思われ、幅員の広い道路です。その南西の角に建つのがA棟ですがビル名はわかりません。約20年前バブル全盛期に建てられたようで、道路面は全面ガラス張りのカーテンウォールでその角部分にシースルーのエレベーターがあります。量販店と思われますが何を売っているのか記憶にありません。確か最上階は飲食店でそこで食事をした記憶はあります(もちろん夢の中で)。その南側に隣接する建物B棟は、とても古い建物でまるで倉庫のような佇まいです。大きなエレベーターが2台あり、トラックなどの搬入の為のバックヤードと連動しています。このエレベーターは兎に角大きく車がそのまま乗れるくらいの大きさで、更にスケルトンタイプです。つまり壁らしきものがない建築現場などにあるリフトのようなものです。そんな危険なエレベーターでありながら何故か一般人も乗れます。一度、途中で故障して止まりとても困ったことがあります(もちろん夢のなかで)。このB棟とA棟は上層階で繋がっており、私は時折A棟に行く場合こちらのB棟のエレベーターを使用します。A棟のエレベーターはシースルーのものと通常のものが2台ありますが、いつも込み合っていて、なかなか乗れないためです。

建物の説明は以上ですが、この町が不思議なのは、この近代的な建物とは対照的な裏路地です。西側の裏路地はこの建物に面した部分は車が通れる広い道ですが、南側の交差点(イ)の部分からは道が極端に狭くなっています。かろうじて車は通れますが離合は不可能です。この狭い路地はまるで昭和初期の繁華街ではないか?と思わせるような木造の建物が立ち並び、妖艶なネオンや薄汚い看板が外壁に取り付けられています。殆どが料飲店や風俗店のようです。人気は少なく歩いていると時折客引きの女性や男性が「おにいさん」と声をかけてきます。それをふりしきり(笑)更に進むと、ネオンさえなくなり民家のみの暗い通りになります。その通りの終点はというと、先ほどの南北に伸びる幹線道路にぶつかって終わり、昭和初期から現在に突然変わるような奇妙な出口です。

もう一箇所、とてもよく記憶している場所があります。この裏路地から西側の地域(ロ)の場所です。記憶している、というか記憶できない、といったほうが正しいかもしれません。この場所は車は入ることができない細い路地で、それはまるで巨大迷路のごとく入り組んでいます。時には行き止まりの道もあり、いったん迷い込めばなかなか出られず、同じ場所へ戻ることもしばしばです。外灯も少なく、とても現在のものとは思えない笠付の裸電球の外灯が僅かにあるだけです。昼間でさえ夜のようなイメージがあります。

私がこのバーチャルシティにある記憶は以上で地図に記載された範囲ですが、今後この場所の夢をみることによって、ひょっとしたら更に地図は拡大されるかもしれません。

朝食をとりながら考えていた。私は何を急いでいたのか?一緒にいた男性は誰だったのか?そもそも、このバーチャルシティは何なのか?何の象徴なのか?私に何を示唆しようとしているのか?そんなことを自問しながら食事をしていた。結局、何一つ答えは出ない。

夢というのはモノクロだという説があるが、それは私はきっぱり否定する。極彩色豊かとはいえないが、キーポイントとなるものには必ず色がある。火事の夢を見た際にはオレンジ色の炎をちゃんと記憶している。だから夢はカラーだと思っている。また、夢が作りなすストーリーというのが、自分の深層心理とするなら、夢を診断し分析すれば自分の隠れた精神状態を知る手掛かりとなるのではないか?そんなことを思う。夢が答えをくれたこともあるし、いわゆる正夢というのも何度か経験がある。少し、夢に意識を向けてみよう、そんなことを感じた朝だった。


バーチャルシティ
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Author:tsutsui-s
広島県在住。
複数の会社と店舗施設を経営。自分に出来ないことはない、という自信過剰ぎみの精神力を糧に、新しいものに挑戦し続ける中年です。

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