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明晰夢と戦う - 2016.03.14 Mon

 明晰夢とは夢を夢だと自覚しながら、更に夢の内容を自分の意思でコントロール
することもできるというものだが、これはかなり特異なことらしい。
正直なところ、夢を見ていて「これは夢だな」と自覚することはかなり昔からのことだったから
これは誰もが体験していることなんだろうと思っていた。

 ここ最近はこの明晰夢がかなり多くなってきたように思う。
それは生活パターンが変化してきたからかもしれない。
いつも朝6時頃に目覚めてトイレへ行く。
まだ眠いので二度寝の態勢になる。
大抵、30分から1時間でまた目が覚めるけれど時計を見て三度寝へと移る。
そんな時は睡眠も浅く夢をよく見るし、また何度も起きるから夢の内容も結構リアルに覚えている。
そしてそういう状況で見る夢の殆どが明晰夢である。
夢が中途半端な場面や納得がいかない部分で目覚めると、そのストーリーを完結するために
再度続きを見るために眠ることもある。実際に夢が続くことが多い。
まさに夢をコントロールしているかのようであるが、明晰夢にも制限があることも自覚している。
それはみたい夢を見ることができないこと。
夢の中で自分の都合がいい形でのコントロールはなかなかできないこと。
本当に夢を空想や妄想と同じくらいに自由に操れる人も世の中にはいるのかもしれません。
しかし、夢は潜在意識の現れの一つと思われ、潜在意識は健在意識とは全く別物であり、
なかなか思惑通りに都合が良いことを心の奥底から引き出すのは難しいでしょう。

 さて、実は今朝、少し奇妙な明晰夢に苦しめられました。
とてもリアルで10時間経過した今もはっきりと覚えています。

注)かなり長文になります。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
 
私は海辺の町に居ます。
南に面した綺麗なビーチで私が立っている西側にそれは広がっていました。
反対の東側にはコンクリートの防波堤があり、その防波堤の向こうは岩場が続いています。

正午過ぎ私は海に向かって立っていました。
家内がそばにいます。直ぐ近くに知人の家があります。
少し時間があるし海を見ていると釣りがしたくなったので知人宅に行って釣り竿を借りてきました。
向かって左手、つまり東側の防波堤を超えたあたりの岩場で釣りを始めました。
全く釣れる様子もなく、あたりさえありません。
1時間ほどねばりましたが一匹も釣れず釣りをあきらめることにしました。
磯場を歩き、砂浜を歩いて帰ってくると、堤防脇の道路に人だかりができていました。
そこになぜかパトカーもいました。
何か事件でもあったのか・・・?
様子を伺うまもなく一人の警察官が私のところへやってきた。
「ちょっと話を聞かせてもらってもいいですか?」という。
「ええ、かまわないけれども何かあったのですか?」私が聞くと、
「先ほどあの岩場の向こうで殺人事件がありまして、この付近の方に目撃情報を聞いているんです」と言って、先ほど私が釣りをしていたあたりを指さしながら話した。
「えっ?殺人事件??僕はさっきまであそこで釣りをしていましたが誰も見かけませんでした」
と答えた。
「えええ??あの防波堤の向こうに居たのですか?」警察は驚きながら聞き返す。
「付近の人の目撃情報では殺された女性一人があの岩場あたりに行っているのを見たと聞いていますが、それ以外に誰も見かけなかったと言っています。ところであなたはあの岩場で何をしていたのですか?」と鋭い目で話した。
「いや、ちょっと待ってください。なんだか私が容疑者みたいな言い方じゃないですか。さっきも話したように私は岩場で釣りをしていただけで何も見ていないし何も知りません。1時間ほど前に知人にこの釣り竿を借りたので、その人が証人です。」
私と警察はすぐ近くにある知人宅へ向かいました。
「あぁ~居て良かった。○○さん、先ほど僕が釣り竿を借りに来ましたよね。1時間くらい前に。」
「ええ、彼が釣りをしたいからって言うから釣り竿を貸し出しました」と答えてくれた。
「でも、彼がその後釣りをしていたかどうかは見ていないので知りません」と答えた。
警察官の鋭い目つきが瞬間的にこちらに向けられた。
その目線に焦らなくてもいいのに、身震いしてしまった。
「あの岩場にはあなたと殺された女性しか居なかった。しかしあなたは釣りをしていたと言い張る。でっ、何が釣れましたか?見せていただけませんか?」警察官はニヤニヤしながら勝ち誇ったような口ぶりで私に言った。
「いぇ・・・・   何も釣れませんでした・・・・」口ごもりながな私は答える。
「ほほう、まぁボウズっこともあるでしょう。とにかくあとで署でゆっくり話を聞きたいので、この付近に居て出かける準備をして連絡を取れるようにしておいてください」そう言った。
「まるで僕が重要参考人のような言い方じゃないですか?」そう反論すると、
「ご理解いただき助かります。そう、状況から見てあなたは重要参考人ですよ」と答えた。

どうしよう・・・このままでは僕は殺人犯にされてしまう。
出かける準備って?このまま拘置されるから洗面用具や着替えを準備しておけっていうこと?
いや、僕は何もやっていない。潔白なんだから何も心配する必要はない・・・
そう思いながらふさぎ込んでいると傍らで家内が誰かに連絡を取っていた。
「私、この町の有力者の長老を知っているの。喫茶店で落ち合うようにしたので今から相談に行ってくる」と言って駆け出していった。
私はしばらく状況がよく理解できなかった。
家内は私を信じているのか?なぜ他人に相談するんだ?長老って誰だ?
色々と考えているうちになぜか腹が立ってきた。
私は直ぐにその喫茶店へと向かって走った。
薄暗いカウンターだけの喫茶店には誰も居なかった。
息を切らしながらあたりをよく見ると、カウンターの奥に小さな二人掛けのテーブル席があるのをみつけた。
そこに家内と長老は座っていた。
「いい加減にしろ!こんな根も葉もない話を他人に話すんじゃない。みんなが僕を殺人者だという目で見るじゃないか!」
私はそう叫んだ。
長老は上目遣いで冷たい視線を私に浴びせた。
優しさのない冷たい視線・・・
私はそれを見て喫茶店を飛び出した。
こんなやつに相談するなんて・・・家内も私のことを信じていないんだ・・・
家内も直ぐに店を飛び出し私を追いかけた。
必死に走る私。
途中躓いた瞬間に鞄を落としてしまった。
すると、近くにいた薄汚れたホームレス風の男が私より先に鞄を取った。
私は盗まれたと思い、無理やり奪い返すと
「返せ!この盗っ人めが」と叫んだ。
殺人者が盗っ人に叫ぶ・・・心の中で笑った。

これはおかしい。
全てがおかしい。きっと夢に違いない・・・そうだこれは夢なんだ。
このあたりでそう感じ始めた。
家内が私に追いついた。
「ちょっと待って、私はあなたを信じている」と叫ぶ。
私は少し冷静さを取り戻していた。
なぜなら、これは夢だと気づいたから。
「いいんだ、殺人者だろうがなんだろうが。これは夢なんだ。いつも見ている明晰夢なんだ。目が覚めれば全ては終わる。だから何も心配しなくていいんだ」そう言った。
しかし、家内は言う
「これは夢なんかじゃない。現実よ。だから今のうちになんとかしなくては・・・」と。
青い空と海、白い砂浜、見える世界はフルカラーだ。しかし夢は昔からモノクロと決まっている。
さらに、走ったせいで息切れがして苦しい。
肉体の感覚もいつも通り、思考だっていつもと何も変わらない。
五感を通して感じるものは全てリアルな感覚でとても夢とは思えない。
これは本当に夢なのだろうか?それとも現実なのだろうか?
夢ならば早く覚めなければ、と焦るが全く覚めない。
いや、覚め方がわからない。
そんなばかな現実なはずがない・・・・
夢か現実?いったいどっちなんだ?

頭を抱えうなだれている私はあるアイデアが浮かんだ。
それは、この世界が夢なのか現実なのかを確かめる方法だ。
「本屋だ!本屋を探してくれ!」私は家内に言った。
ビーチ沿いの町には小さな商店街があって本屋もその一角にあった。
本屋に入ると私は家内に言った。
「国語辞典を探してくれ」と。
直ぐに分厚い辞書を家内が見つけた。
「じゃあ、そのなかから難しい漢字を探して。たとえば薔薇とか葡萄とか。僕は漢字が苦手だから薔薇も葡萄も書けない。もしこの世界が僕の夢の中の世界なら国語辞典の中に僕が書けない漢字は載っていないはずだ」
我ながら夢の中で素晴らしい発想だ!と感心していた。
開いた辞書を家内が私に見せた。
私は愕然とした。
難しい漢字がいっぱい目に飛び込んできた。
私の知らないものがここにある・・・つまりこの世界は現実なのか?
私はよく目をこらして再度眺めた。
よく見ると、知っている漢字と知らない漢字がある。
知らない漢字もなんか見覚えのあるような漢字だ。
それよりも重要なことは「ひらがな」が一文字もないということだ!!
その時
家内が言った。
「父さん、ここは日本じゃない、中国よ」と。
ええっ!!??そんな・・・・

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
ここで本当に目が覚めた。
目が覚めたとき息苦しかった。
夢で良かった・・
と思った。


 夢の中で、これは夢に違いない、だから夢であることの証明をしようと考えた。
この脳の働きはかなり複雑だと思う。
脳のどこかでまず夢が作られる。
事前に台本的なものがあるのか、行き当たりばったりのストーリーなのかはわからないが、
場面は次々と変わりまるで自分の意思とは関係なくストーリーが展開されていく。
そこで脳の別な場所、つまり覚醒した脳あるいは冷静な脳が、これは夢かも?と気が付く。
しかし、この覚醒した冷静な脳は夢を作り出している脳に働きかけることができない。
もう夢をやめて起きろと指令を出せないのです。
暴走する脳に対して、覚醒した冷静な脳までが現実との区別に疑問を持つ。
そこで夢であることを証明しようとする。
といったところでしょうか?
いずれにしてもあまり精神状態としては良いとはいえそうにありません。
熟睡して夢なんて全く覚えてもいない、という状態がベストだと思います。

 ミステリー小説のようなストーリー展開、本屋へ行くという発想、日本ではなく中国と
いうオチ、無意識の中でこれだけのものが作られるってすごい?と思うのですが・・
そういえば高校生の時だったか、難しい数学の問題が夢の中で解けたことがありました。
目が覚めてすぐにそれを書き写した記憶があります。
ひょっとしたら夢は潜在能力を引き出すパワーを持っているのかもしれません。
 
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広島県在住。
複数の会社と店舗施設を経営。自分に出来ないことはない、という自信過剰ぎみの精神力を糧に、新しいものに挑戦し続ける中年です。

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