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2017-09

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初レース~デイズオブナンバー60分耐久レース - 2014.07.25 Fri

 初サーキットから11ヵ月、ついにこの日がやってきました。
7月20日、場所はいつもの岡山国際。ナンバー付車両、つまり公道を走れるバイクでの耐久レースです。
これも1年前にサーキット走行を誘ってきたアマチュアレーサーでもあるW君からのお誘いでした。

 ナンバー付車両なので初級者向けのレースではありますが、実際には参加数28チームのうち
12チームは1分40秒台という強者のレースでした。
前回春のレースでは参加数6チームだったので、今回は10チーム程度か?と想像していたのですが、
実際には28チーム参加!!
ひそかに、入賞や表彰台を狙っていたのですがチーム数を聞いてその夢は消え去りました。

 それでも、密かに表彰台を狙っていました。他力本願全開で(笑
耐久レースなので2名での参加になり、必ず一度ライダーチェンジしなくてはいけません。
私の相棒は、懇願してショップのT社長にお願いしました。
T社長は、848でも1分42秒で走るアマチュアレーサーではスーパーライダー!
T社長に大半を走っていただき私が少しだけ走る・・・というセコイ必勝シナリオを考えていましたが、
うだるような暑さの夏のサーキットで30分以上走り続けるのはベテランといえども体力的にきつい。
スーパーライダーと超亀ライダー(私)の組み合わせをシュミレーションすると、
T社長に50分以上走っていただくと表彰台が見えてきて、40分以上だと上位入賞が見える計算だった。
とりあえず、30分以上は走っていただくことにして、ライダーチェンジのタイミングは任せることにした。

出走前
<今回参加の私の848とショップのスタッフ号の1198>

 受付は午前6時半という早朝!
サーキット内のロッジに宿泊することにして、前日の夜仕事を終えて広島を出発する。
途中SAで夕食をとり夜11時過ぎに到着。
夜遅いこともありバイクはピットに降ろさずそのままロッジへ向かった。
シャワーを浴びて目覚ましを5時半にセットして床につく。
少し緊張して眠れない。
深夜1時過ぎ、睡眠導入剤も効いてきたらしく眠りについた。
しかし、夢にうなされて目が覚める。
それは、バイクが故障して出走できない夢。
私やメカニックがカウルを外して必死に修理をしているのだがバイクはエンジンすらかからない。
どうしよう・・・と苦しんでいるところで目が覚める。
あぁ~夢でよかった・・・ほっと胸をなでおろし再度眠りにつく・・
するとまたさっきの夢が!夢が続き、まだバイクは動かない状態だった・・・
そしてまた目が覚める。あぁ~また夢だったんだ・・・ったく・・・と思いつつ睡魔に襲われ眠る。
しかし!なんとまた同じ夢が!!
今度は目が覚めるとベッドから起き上がりライティングデスクに座った。
このまま眠るとバイクが動かない悪夢に朝まで苦しめられる、と思ったからだ。
ポットでお茶を沸かし飲んで心を落ち着かせた。
朝早いのになんでこんな悪夢に苦しめられる??
私の戦いは前夜から始まっていたのです。
眠れる夜

 深夜2時半過ぎ、再度睡眠準備。なんとか今度は眠れた。
しかし、3時間後目覚ましの音に驚いて目覚める。
睡眠3時間・・・う~ん辛いなぁ~
6時過ぎにメンバーと合流して参加受付をする。
早朝というのに長蛇の列。今日は沢山のレースがある。参加者が多いんだな・・・と思った。
 受付を済ませピットへ向かう。
前日入りして準備を整えているW君と合流する。今日は別チームなのである意味ライバルだ(^^
バイクを降ろして準備をするが、毎度のことだがこれが結構時間がかかる。
ピットスタンバイが済むと直ぐに車検だ。
これまた長蛇の列。バイクだけでなくウェアや装備品のチェックもあるのでそれらも持ち込まなくては
いけないが、朝といえど暑い日差しの中荷物を持って並ぶのはそれだけで疲れた。
30分以上はかかっただろうか、無事車検が済むと8時からスタート前のブルーフィング。
これが9時に終わる予定だったのに、なんと20分もオーバーして9時20分に終了(汗
このあと時間の余裕があれば時間オーバーしてもいいのだけれども、9時半から試走(予選)がある。
予選スタートまで10分しかない!!
ウェアを着替えてあわただしく出ていく。
幸い第一ライダーはT社長なので若干私には時間の余裕があった。
それでも試走の時間は20分なので10分もするとT社長はピットに戻ってきてライダーチェンジをした。
久々のサーキット走行に緊張する。
なんとか走れたが、タイヤやライディングポジションやサス設定などが以前とは全く違うので、
なんだか他人のバイクに乗っている感じで、いまいちコツがつかめないまま終了した。

 試走、いわゆる予選では1ラップのタイム順で決勝スターティンググリッドにつくことになる。
なんとわれわれのチームは4位!
まったく私のタイムは関係ないのですべてT社長のおかげです。
ここでも他力本願全開です!(笑、 いや威を借るキツネとでも言うか・・?

 試走が終わって決勝の14:00まで長い待ち時間。
だらだらとした時間のなかで睡魔が襲ってきた。
しばらく椅子に座ったまま眠ってしまうが、他のレース中ということもあり爆音が鳴り響き直ぐに
目が覚める。他のレース観戦をしたり昼食をとったりしつつくつろぐ。

最終調整
T社長はペダル位置調整など最終微調整をしていた。

 スポンサーステッカー
 写真は自社のスポンサーステッカー。ちょっとかっこいい!スポンサーっていっても全て自腹参戦だが・・・
その下にはピレリのステッカーを貼った。よくわからないがピレリにタイヤの特別協賛割引?を
していただいたとかでステッカーを貼ることになった。
タイヤはサーキットでは3回くらいしか使えないというから、消耗品としては高額。だからありがたい。
とにかくモータースポーツはお金がかかるのだ。

 そしていよいよ決勝・・・
13:20スタート準備に入る。スタート前の最終検査があるために40分前に集まらなくてはいけないが
これがとても疲れる。
われわれのピットは1番、コースインピットは18番、つまりピットの端から端を歩いて移動するが、
レーシングスーツを着てバイクスタンドやウォーマーを持って歩いていかなくてはいけない。
それだけで汗ダクでヘトヘトに疲れる。
検査を終えて一旦コースインするとスタート前走行をしてスターティンググリッドにつく。
スタートはルマン式なので第二走者がバイクを支えて待機することになる。
しかし、その前にバイクスタンドやウォーマーを外さなくてはならないので当然一人ではできない。
今回はショップのメカニックのO君にピットクルー件サポーターとして参加いただいたので
なんとかなったが、それでもバイクの移動や荷物の移動には1名では難しくライダー自身が
それらも担うのはとても疲れ、やはりサポーターの必要性を痛感した。
そしていわゆる傘をさしてくれるレースクィーンも本当に欲しいと痛感した。
だって、真夏の日差しの中でツナギを着て待つ時、日笠の下で待つ人との差は実に大きい。

 いよいよスタート開始。第二走者ということもあり思ったほど緊張はしない。
しかし、このスターティンググリッドに立つ快感はなんとも言えないものがある。
そんな快感もつかの間・・・何やら空模様があやしくなってきた。
西から黒い雲がやってきた。そしてポツリと雨粒が・・・・
そんなことも想定してレインタイヤも用意していたが、当然ながらドライタイヤを装着している。
どうする??雨が本格的に降り始めたら、ドライのレーシングタイヤでは全く走れないらしい。
時間ロスしてでも直ぐにピットインしてレインタイヤに履き替えようということにした。
スタート5分前のアナウンスが流れる。
雨がポツポツと降り始める。
そこでなんとスタート中止のアナウンスが!!
大きな雨雲が接近しているため危険防止のため一旦中止して様子をみるとのこと・・・
多分初めから雨が降っていたならスタートしたのだろうけれども、この急な雨では危険と判断
したのでしょう。
それでまたバイクスタンドやらを抱えてピットに戻る。
ツナギに着替えて約1時間。移動やら荷物運びでスタート前からヘトヘト状態。
ピットに戻って10分ほどするとスタート再開のアナウンスが・・・
また移動か・・・それにしても疲れる。
T社長がスタート前走行をしてスターティンググリッドに戻ってくる。
数か所雨が降っていて路面はウェットのところがあるという。
空は暗くなりゴロゴロと雷まで鳴り出す。本当にスタートできるのか?
そのとき昨晩の夢を思い出した。
動かないバイク、スタートできないバイク・・・正夢だったのか??

 4位スタートだったけれども、2位 3位のチームは路面がウェットと言うことでスタートを断念。
よって2位スタートになった!
T社長はやる気満々。雨が降れば直ぐにレインに履き替える。
なんといってもT社長は8耐を経験している。(ライダーじゃないがスポンサーとアシスタント?として)
だから、雨が降れば他チームより優位だと言う・・・
しかし第二走者の私には正直さっぱりわからない。レインタイヤで走ったこともないし走り方も知らない。
雨が降れば多分殆どをT社長が走り私がラスト数周走ってチェッカー・・・そんな想定なのだろう。
まぁ、そんなこんな含めてレースなのだろうと思う。
私にとって中身の濃い初レースになりそうだ。

 スタート1分前のアナウンス・・50秒前・・40秒前・・30秒前・・
さすがに私も緊張に包まれた。10秒前・・9・・8・・7・・6・・5・・4・・3
実はこのあと、2・・1とは続かない。3の後レッドシグナルが点灯してそれが消えてスタートになる。
T社長がバイクに駆け寄ってきて、またがりながらエンジンスタートをしてまたがると同時にスタート
していった。かっこいい!! よくテレビで見るスタートだ。

 スタート直後私たちはピットへ戻る。
スタート後の様子はすぐさま実況アナウンスが流れる。
なんと!!!T社長は1位スタートのYZF-R1を抜いてトップにたっているようだ!!
すごい!!まるで他人ごとのようだ。
わがチームが1位走行だなんて!?
ゼッケン28番の私のバイクが最初にホームストレートに戻ってきた。カッコいい!!
って・・・このままライダー交代になると私は1位で走行開始し、みんなにごぼう抜きされて
抜かれた台数だけ順位を落とす・・・ということに・・・
それも辛いなぁ~と思う。
殆どのチームがリッタークラスの4気筒バイク。われわれは848の2気筒。いわゆるレギュレーション
でいえばミドルクラスのバイクで参戦しているわけで、逆にそれがトップ走行中って
かっこよすぎる!と思った。
ほんと自分とは無関係の出来事にしか思えないけれども、そのステージに立てる幸せを感じた。

 結局雨は降らず、路面も乾きドライとなった。
4周目、バックストレッチでついにR1に抜かれた。ストレートスピードの差を考えれば、
やむを得ない。それでもT社長は約40分間、3位以下を寄せ付けず走り続けた。
そしていよいよ私とバトンタッチ。
燃料は満タンスタートで給油なしでいけると想定していた。
848evo corseはアルミタンクなので2.5L多く燃料が入るから最後まで走れると想定したのだ。
だからライダーチェンジはロスタイムがあまりない。
すぐさまピットロードに出た。
まずは60km制限・・・これを守らなくてはいけない。
制限速度が解除されたところで1コーナーへ向けてフルスロットル
がっ!ここで大失態を犯す・・・
ピットロードから続く白線を最後のほんと1~2メートルのところで踏んでしまった。
この線をまたぐとホワイトラインカット違反としてペナルティが課せられる。
でも心の中できっと大丈夫・・・と思っていた。最後のほんの少しだし見られていない・・と思っていた。
コースに出るとどんどん後続車に抜かれていく・・・
でもこれも想定内。
T社長がバックマーカーにしたバイクなら抜かれても順位はかわらない。
耐久の場合走行時間が長いので順位は把握できないが、それでも相当抜かれた。
なんだかリズムに乗れない走行を続けていくなかで10分ちょっと走行したときだった。
11番ポストでオフィシャルが私のバイクを指さしていた。
「はぁ?」と一瞬思ったが、黄色地のサインボードに大きく「STOP 28」という文字を見て凍りついた。
えっ?28って僕のこと??STOPって止まれって言うこと??
一瞬、何がなんだかよくわからなくなった。
黒地にオレンジボールが確か直ぐにコース上から出て止まれだったよな・・・黄色地はピックストップ
のはず・・・案外フラッグの意味って覚えていないものだ。
そしてコースの右端を走りピットロードへと入っていった。
1番ピットへ入ろうとしたら仲間が直ぐに戻れと合図する?
あれっ?ピットストップって自分のピットに戻るんじゃなかったんだ・・・と思いまたピットロードに戻る。
コントロールライン付近でオフィシャルにバイクを止められた。
「貴方はスタートする際に白線を踏みましたね」と言う。
あっ!ばれてたのね(苦笑、と思ったが、「はい」と素直に認めると、再度コースに戻るように指示された。
レース復帰だがすごいタイムロスをしてしまった。

 レース復帰して、またまたアクシデントが発生!
メーターパネルでオレンジ色のインジケーターが光っている・・・
よく目にするインジケーター・・そう給油ランプだ。
いつから点いていたいたんだろう?
ランプが点くと残りは3Lくらいだろうから4~5周は出来るだろうけれど、いつから点灯していたのか
記憶がない。ガス欠なんて最もかっこ悪いし、情けない出来事。
ここはエコ運転で(笑・・なんて考えつつヒヤヒヤしながら走り続けました。

 当然、途中ではW君とのバトル・・ではなく追い越されることもありました。
渡辺君並走
 絵的には私が前を走ってるんですが、この直後追い越されます。
一年前には、まさか同じステージで走るなんてことは想像すらしていませんでした。

 ガス欠になったらどうしよう・・と思っていましたが、数周走ってホームストレートに戻ったところで
チェッカーフラッグが振られるのが見えました。
僕はトップじゃないし・・・どういうこと??
その瞬間、私の脇を一台のバイクが追い越していく。
フム??ようするにそのバイクがトップということよね??
そういえばチェッカーフラッグと同時に青いフラッグも振られていた。
確か青旗+チェッカーはトップライダーの前を走っているバイクはゴールしていないので
もう一周走るという合図だったような・・・
2輪は4輪よりもフラッグの種類が多く難しい。
それでもレースに出ようというのなら全て把握しておかなくてはいけない。
覚えているつもりでもいざその場に遭遇すると思い出せない。気持ちが焦るだけ。
もう一周走るのかなぁ?・・・と思いつつも、全てのポストでイエローフラッグが振られている。
これは一番よく目にするフラッグなので追い越し禁止だとわかる。
前を走るトップライダーはウィニングランなのでゆっくり走行している。
ここは追い越して走っていいのか?このまま一緒に戻ればいいのか?
判断がつかないまま結局ピットに戻った。
オフィシャルも迷ったのか私に「2位です」というサインを送ってきた。
そのためチームの仲間もざわついた。「2位かもしれない」と・・・
私は、「そんなはずない、抜かれまくったしピットストップもさせられたし」と答えた。

 結果は8位でした。やはり1周走行が少なかったようです。
勝負にタラレバはないですが、ホワイトラインカット違反のペナルティがなければ、
5位もしくは6位入賞だったようです。
バイクに乗るのは実はちょうど2ヵ月ぶり。練習もなしのぶっつけ本番でしたが、
タイムは前回の走行タイムよりも1.4秒早い2分03.1秒。
少しでもタイムアップできたので良しとします。

 初レースというのに、いろんなことがあり逆に充実した一日になりました。
サーキット場はお祭りのような様相。
歓喜の声、拍手する人たち、万歳をする人たち、疲れて椅子にうなだれている人たち、
若者だけじゃない、白髪頭の人も一緒に感動を分け合う。
走る人だけじゃなく、ピットクルーやサポーターも一緒に感動を分け合う。
みんなが一丸となって頑張れば、勝敗は結局どうだっていいとさえ思える。
帰り支度をするとき、なんとなく祭りのあとのような淋しさが漂う。
初めて会う人もみんな友達。挨拶をして帰路につく。

 ほんと楽しい一日だった。
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● COMMENT ●

お疲れ様でした

初レースお疲れ様でした。
文章を読ませて頂いただけで緊張感が伝わってきましたよ。
やはり経験って大切ですよね。
レースは面白そうですね♪
次回は2分を切れそうな勢い! 頑張って下さい。

楽しい

モータースポーツはほんと楽しい。
体力も必要なので筋トレも開始しようかと思っています。
プーマーさんも是非挑戦してみてください。


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プロフィール

tsutsui-s

Author:tsutsui-s
広島県在住。
複数の会社と店舗施設を経営。自分に出来ないことはない、という自信過剰ぎみの精神力を糧に、新しいものに挑戦し続ける中年です。

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