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言葉の力 - 2012.06.25 Mon

毎週金曜日の夜11:15分になると必ず見るテレビがある。
アメリカの人気テレビドラマだった「デスパレートな妻たち」の再放送だ。
この「デスパレート」というタイトルの言葉の意味は、
崖っぷちの、絶望的なという意味であるが、ドラマを見ているとどちらかというと
天真爛漫な妻たちの日常生活が描かれており、確かに度々悲劇が襲ってくるが、
それらはドラマならではのストーリーに過ぎず非日常的な出来事が殆んどである。
その悲劇を次々と乗り越えていく様が、楽しくもあり勇気づけられることがある。

基本的にテレビが好きではない私が何故こんなドラマを見るのか?
その理由の一つに、ドラマの最初と最後に流れるナレーションの内容にある。
ナレーションであるから当然ストーリーに沿った内容なのだが、この言葉には
生臭い人間の心理や真実をうまく表現されている。
勇気づけられる言葉はむしろ少ないかもしれないが、否定的あるいは誰もが持っている
心の裏の部分をストレートに表現することで、自分だけではない、人はみなそうなんだ、
という妙な安心感があったりして勇気付けられることもあるから不思議だ。

勇気付ける言葉というのは、頑張れ!君ならできる!立派な人間になれ!正義を貫け!と
いったたぐいのプラスの言葉ばかりが勇気を与えるわけではない。
頑張れないときもある、できないときもある、非道な道を歩くこともある、そうした
マイナスのメッセージも時には人を勇気付ける。
デスパレートな妻たちでは、正に崖っぷち、絶望的な状態からどう立ち直るかであるため、
ナレーションにおいても、人は道徳的で正義を貫くという前提ではなく、人はもともと
間違いを犯す生き物としての心の内を表している。
それゆえ、心に響く言葉が多いのです。

こんなサイトを見つけました。
http://desperate.beauty-concierge.com/

古いものが多いですが、いくつかナレーションの内容がアップされています。
そのなかからエンドナレーションのいくつかを紹介します。

例えば、
 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
 闇に覆われた世界では誰もが光を求める。
 それは失ったものを取り戻す手段を示す炎だったり、
 悪を寄せ付けないためにまぶしく輝くライトだったり、
 あるいは、隠されていた過去の真実を照らし出すいくつかの電球だったりする。
 夜の闇を助けなしで切り抜けるのは難しい。
 微かな薄明かりでも一縷の望みとなるのだ。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
例えば、その2
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
イメージの世界に身を委ねることは誰にでもある。
その方法は人によって様々だ。
仕事と家庭を両立できているイメージを作ろうとするもの。
過去の恋愛関係に実際よりも大きな意味をもたせようとするもの。
自分達が抱えている秘密はそれ程大変なことではないと思い込もうとするもの。
イメージの世界のルールは簡単だ。
まず自分で嘘を信じ込む。
その嘘を他人に信じ込ませることができたら、勝者となる。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
例えば、その3
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
そう、人生は旅だ。
その行程には道連れがいるにこしたことはないし、
もちろんどんな人だって道連れとなり得る。
お向かいに住んでいる隣人や、 ベッドの隣にいる男や、
子を思う善意のかたまりの母親かもしれないし、
悪意に満ちた子供ということも。
だが、どんなに心がけをよくしても途中で道連れを失うものが必ずいる。
そこからの旅はまるで苦行だ。
人間は幅広い適応力を備えているが、
孤独に対しては例外のようだ。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

などなど、適当にピックアップしてみましたが、どれも「そうだよなぁ~」と思わせる言葉ばかりです。
美辞麗句を好み綺麗事ばかりに向き合っても人は生きてはいけない。

崖っぷちで、人は次にどういう行動をすればいいと考えるだろうか?
飛び降りるか、後戻りするか、降りるためのロープを探すのか、神に祈るか、命乞いをするのか・・
正しいことをしていれば、罪を犯さなければ、不幸など訪れないと考えるのは正しくない。
どんな善人も罪を犯すことがある。だから崖っぷちに立たされることがある。
真実に向き合い、表も裏も見て、善悪を共に受け入れることのできる心を持つ人は、崖っぷちに
立たされた時、どうすればよいかの選択肢を多く持っているような気がするのです。

人は、何かを想像したり、思慮する際に「言葉」というものに置き換えている。
つまり言葉が自分の人格を形成し、行動を決定しているといっても過言ではない。
どんな言葉を取り込んでいくか?それは未来へ向かっての生き方を大きく左右するものだと思う。
言葉には物理的な力は何もないけれども、人生そのものを変えてしまうような大きな力を持っている。
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Author:tsutsui-s
広島県在住。
複数の会社と店舗施設を経営。自分に出来ないことはない、という自信過剰ぎみの精神力を糧に、新しいものに挑戦し続ける中年です。

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