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2011-09

酔っ払い - 2011.09.22 Thu

昨晩遅くにある男性から電話があった。
その人物とはまだ面識がなく、以前一度電話で話をしただけだ。
彼は酒に酔っているようすで、礼儀と配慮に欠ける言葉で親しそうに話しかけてきた。
○○の△△を知っているとか、※※を知っているでしょ、とか私との関連性のある人物の
名前を出したり、自慢話っぽい物言いを繰り返した。
そして最後に「今度、広島で飲みに行きましょう」と誘ってきた。
お誘いは社交辞令だろうけれど、それをわかった上で私は、
「私は全然酒が飲めないので遠慮します」と断った。

酒を飲むことは全く問題だとは思わないし、酔って良い気持ちになりストレス発散できる人を
とても羨ましく思う。私にはそうした楽しみも方法もないから。
喫煙者は社会の邪魔者扱いで陰でこそこそ、或いは隔離された場所でタバコを吸わねばならない。
一方でお酒を飲む人は、酒の席は無礼講、なんて言い好き勝手な言動をする人も居る。
お酒を飲んでいる者どうしは好きにやっていただいていいのだが、素面の人に酔った勢いで、
好き勝手言うことは許されないし、酒を飲んでいるからなんていうのは言い訳にならない。

昨晩電話してきた彼には、同業者でもあり一度は会ってもいいかと思っていたが、
昨晩の電話でその気持ちは全くなくなった。

タバコで人生を狂わせたり大失敗をすることはないし、暴言を吐いたり、暴力を振るったり、
家族や他人に迷惑をかけることも少ない。しかし、お酒は大いにその可能性がある。
私自身、全くお酒が飲めないわけではなく、学生の頃や会社勤めを始めたころは、結構先輩に
飲まされていた時期もあり、多少は飲めるのだろうと思うのですが、それでも基本的に飲まない
ことにしています。酔っ払いの醜態が嫌いで、自分はそうなりたくない、そう思うからです。
酔っていようがどうしょうが、言動には全て自分が責任をとらなくてはならない、と思います。
酒を飲んでいるから、という理由で許されることなんて何もないと思うのです。

思えば、私の亡き父は一滴も酒を飲みませんでした。
と、いうか酒を飲んでいる姿を一度も見たことがありません。
だから、全くお酒の飲めない人間なのだと、ずっと思っていました。
しかし、父の若い頃を知る何人かの方から最近「貴方のお父さんは若い頃凄い酒飲みだった」
との話を聞いて私は驚きました。そして、かなりの暴れ者だったという話も・・・
正月のおとそさえ口にしない父の姿から、それは想像不可能な姿であることは言うまでもない。
きっと、何かがあってお酒を断つと決断したのだろう、そう思うのだがその「何か」を知る術はない。

多分、私は酔っ払いが嫌いなのだろうと思う。
逆に、お酒を嗜好品として嗜む人はとてもカッコイイと思う。
どんなにお酒が好きでも、ちゃんとセーブできる人は素晴らしいと思う。
自分自身を制御しコントロールできなくては、人として不完全だと私は思うのです。
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Author:tsutsui-s
広島県在住。
複数の会社と店舗施設を経営。自分に出来ないことはない、という自信過剰ぎみの精神力を糧に、新しいものに挑戦し続ける中年です。

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